「美味しいブルーチーズが食べたい」
「スティルトンチーズってどんな味?」
「スティルトンチーズの美味しい食べ方が知りたい」
世界三大ブルーチーズのひとつ「スティルトンチーズ(Stilton)」は英国が誇るブルーチーズです。
このスティルトン、わたしはイギリスに来て初めてその存在を知りましたが、イギリスではポピュラーで人々にこよなく愛されているブルーチーズです。
また、エリザベス女王が大好きなチーズとしても有名。
食べるとホロリと口の中で溶け、それから濃厚な味が口いっぱいに広がり、、ああ!赤ワインと非常によくあいます。
そんなわけで今回イギリスの田舎町から、イギリスが誇るスティルトンチーズの魅力を紹介します。
このスティルトンチーズがおすすめ
日本でもスティルトンチーズが購入できるのは素晴らしい!
どうせなら、世界三大チーズ、一気に食べ比べしたい!と誰でも思いますよね。
わたしもそう思います。
そんな方には、こちらの食べくらべセットがお得。
スティルトンチーズが美味しい4つの理由
1)世界3大チーズのひとつ!食べておきたい
世界3大ブルーチーズといえば、イタリアのゴルゴンゾーラ、フランスのロックフォール。
そしてイギリスのスティルトン!
他の2つのブルーチーズほど知名度が高くないスティルトンですが、青カビ独特の芳醇な香りがたまりません。
食べることに興味のある人なら、「世界3大チーズであることを感じながら食べる」それだけで最高に美味しく食べることができます。
2)イギリスらしい頑固さと限定感が間違いない!
「スティルトン・チーズ」は、その生産が英国中部の3つの州であることに限り正式に名乗ることが許されています。
その3つの州とは、、
1)ダービーシャー
2)レスターシャー
3)ノッティンガムシャー
さらに原料は地元の牛乳のみ、圧縮しない、製造・熟成にはおよそ9週間かけるなど、、厳格な規定に従って、イギリスらしく頑固につくられています。
この伝統に従って頑固につくられているチーズであることが、英国人の誇りなのかもしれません。
3)青カビの独特の味わいがくせになる!
ブルーチーズの特徴は青カビです。
スティルトンは青カビがマーブル状になっているんですが、この模様は、チーズの中に空気を入れるため針で外皮を突き通すことでできています。
ブルーチーズの中では水分が少なめでシャープな味わい。
スティルトンチーズの美味しい味わい方をチーズ農家のスタッフに教えてもらいました。
①「口に入れる前にまずその香りを味わう。(強くて独特のなんとも形容しがたい香り!)
②それから口の中にいれる。 ホロリと舌の上で溶けるスティルトンは、塩味が効いていて、コクが強く、刺激たっぷりの濃厚な味わいをじっくり楽しむ。」
その独特な味わいを堪能することで、最高に美味しく食べることができるのだそうです。
4)赤ワインと一緒に食べるとさらに美味しい!
濃厚なスティルトンには、赤ワインがよく合うといわれています。
赤ワインの中でも、重めタイプ(フルボトル)かデザートワインのような甘めワインがよくあいます。
【スティルトンと合わせて飲みたいドリンク 】
・フルボティタイプの赤ワイン(シラーズなど)
・ポートワイン
・シェリー
・甘めフルボトルタイプの白ワイン
やっぱりブルーチーズにはワイン! ワインとともに食すことで味わいがアップします。
スティルトンの美味しい食べ方は?
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まず、ワイン片手にチーズそのものを味わうのが基本。
特にブルーチーズの濃厚な香り、味わいをダイレクトに味わうことができます。
以下は、ロンドンに住んでいたときに、チーズ好きの大家さんに教えてもらったレシピです。
【用意するもの】
●スティルトンチーズ
●クラッカーやバゲット(あまり味の強くないあっさりタイプ)
●ジャム(梅やクランベリー、フィッグなど)やジェリー、マンゴーチャツネなど (はちみつでも)
●ワイン(上述のおすすめワインをみてね)
【スティルトンチーズの美味しい味わいかた】
- スティルトンを食べる前に冷蔵庫から出し(2時間くらい前から)室温においておきます。
- 皿にスティルトンとジャム等を添えておきます。(ジャムやチャツネを添えるのは味の変化を楽しむため)
- クラッカーに、スティルトンを少量のせ一口食べます。(おお!塩味がきいてる)
- 次は、ジャムを少し添えて、味の変化を楽しむ(あれ?なんだか甘さと絶妙にマッチしてまろやか)
- さらに、ワインとともに、そしてさらに味の変化を味わいます(ワインの強さとスティルトンの強さがバランスをとり、なんともいえない美味しさに!)
この「チーズの味の変化を楽しむ」食べ方が 最高に美味しくスティルトンを食べる方法だそうです!
まとめ
以上、イギリスに住むチーズ好きアルノがまとめた、スティルトンチーズの魅力を紹介しました。
食通なら世界3大ブルーチーズのひとつ、スティストンは一度は食べておきたい特別なチーズです。
どうせいただくなら、味の特徴やその歴史、美味しい食べ方を知って、より深く味わったほうが美味しく味わえるというもの。
ブルーチーズは、その強烈な風味と匂いから「臭い!」と敬遠する日本人が多いと感じます。 わたしの日本人の友人もブルーチーズを敬遠する人が多い。
でも、このスティルトンを一度味わってみてください。
塩味最高!一度はたべておきたい世界三大ブルーチーズ!
エリザベス女王もお気に入りの 英王室の味でもあります♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Byアルノ